園山 真希絵

園山 真希絵
食作家・「そのやま」店主

高ウマ

美食の王様、原点回帰からの蘇り。

Bon.nu(ボニュ) 東京都

フレンチ

キュレーターコメント

若き美食界の貴公子として、一斉風靡した「美食の王様」こと来栖けい氏が、2年の歳月を経て、彼らしさ溢れるレストラン&パティスリーをオープン。食材や調理法の拘りぶりは言うまでもなく、料理に合わせた器も、0から作っているとのこと。 来栖氏とシェフのハンドパワーに、器と料理がそれぞれを思い合い、確固たる芸術作品となって、ゲストに至福の美味しさを届けてくれる。 また、料理は、余計なもの・無駄なものが一切なく、計算され尽くし、抜けめがない。自信があってこそなせるワザである。特に、数時間もかけて作り上げられる村上牛(イチボ)のステーキ(200g強)は、ナイフを入れてもドリップも出ない上、同じ部位でも、サシの入り方から脂の溶け具合・旨み・食感・塩気等が全く異なるため、大きな塊を食べても、飽きるどころか、お代わりすらしたくなり、さあ大変。 付け合せも、「山葵を纏ったラディッシュ」だけだが、それも考えに考えられたベストパートナー。魂すら感じる素敵すぎるステーキ、「ボニュ焼き」と名付いているぐらいの看板料理であるゆえ、牛肉マニアの方にも是が非でも食してほしい。 さらに、胃袋と心を奪われたのが、天才的黄金比で生み出される「ナチュラル~神香卵~」というプリンと、これでもか~っとトリュフを削って提供されるフォアグラリゾット。後者は題して、「シンプル~フォアグラ・トリュフ~」。 村上牛ステーキ同様、どちらも限りなくスッキリした食材。プリンもリゾットも、生クリームもバターも入らない。なのに、「何だこの豊満で貫録ある美しい味わいは」と、感動の嵐が沸き起こるのだ。久々に出逢った「バケツ一杯食べたいプリン」と、現実離れしたリゾート気分に浸れるリゾットだったが、シェフ曰く、「普通のリゾットとは作り方が違うんですよね」と。 それ以上突っ込まなかったが、そのミステリアスさも魅了される一つかもしれない。この他にも、最後の最後まで胸躍るサプライズも待っている。いずれにせよ、シンプルさの中に、個性が光り、料理の本質を堪能できるはず。 因みに、店名の『ボニュ』は、2つの由来からきている。その一つは、母乳。人間が初めて口にするもの=原点だが、何でも手に入ってしまう現代ゆえ、その当たり前の大切さを忘れないため。もう一つは、フランス語での「Bon(良い)nu(裸)」。 直訳すると「いい意味での裸」となり、すなわち、飾らないありのままの姿を脳裏に焼きつけるという意味も込められているのだ。来栖監督の『ボニュ』、「崖の上のポニョ」並みのムーブメントを引き起こすだろう。

店舗情報

Bon.nu(ボニュ)

フレンチ 東京都渋谷区代々木4-22-17 クイーンズ代々木 1F
平均予算

¥15,000~

営業時間

[昼]12:00-13:00 [夜]18:00-20:30 [bar]20:00-23:00 PÂTISSERIE 11:00-18:00

定休日 不定休
ウェブサイト http://ameblo.jp/matsumisaeko/entry-1...
リンク http://bit.ly/1gJpSx3
電話番号 0363005423
経路案内 車での道順 電車での道順 徒歩での道順
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