GOETHE 編集部

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幻冬舎月刊誌 GOETHE ゲーテ

高ウマ

革新的イマジネーションの先でたどりついたフレンチの新世界

Florilege(フロリレージュ) 東京都

フレンチ

キュレーターコメント

この春、食通たちの間で一番の話題といえば、あの〝予約の取れないレストラン〞が移転したことだろう。3月、新天地でスタートした『フロリレージュ』は、単なるリニューアルとは一線を画す、まさに〝新生〞と呼ぶにふさわしい変身を遂げた。 店内に一歩入って、まず目を奪われるのは、店内中央に設しつらえられた厨房を取り囲むカウンター席。そのダイナミックな空間は、思わず息を呑むほどだ。「13皿に増えたコースをスムーズに出すためには、カウンターが最善と考えたんです」と語る川手寛康シェフは、コース内容を一新。メニューには、〈投影〉〈本質〉〈破壊と創造〉といったテーマ性を秘めた13の言葉が、料理それぞれに添えてある。「今まで、料理を作る際の糸口となっていた想いを言葉に表してみた」そうで、いわばこれが新しい料理のキーワードだ。 例えば、〈本質〉という名で登場する車海老の料理は、川手シェフの考える車海老の真の旨さ〈本質〉を追求したひと皿だ。45度の低温で火を入れ、周りはプリッと張りがありつつも、中心をレアに仕上げたそれは、車海老本来の甘みが最大限に引きだされている。とはいえ、それらの料理は、決して難解なものではない。奇を衒て らうのではなく、素材の持ち味を際立たせるため、余分な要素は削ぎ落とし、むしろ以前に比べ、シンプルになっている。それは、日本でフランス料理を作る意義を常に考えながら食材と向き合ってきた川手シェフのひとつの答えなのかもしれない。その視線は、素材や味を重ねていくだけではなく、ジャンルを超えた料理そのものの本質に向けられている。さらにユニークなのが〝カクテルペアリング〞。ほのかに燻く ん香こ うを纏まとった鱒ま すのグリルには、スモークをかけた赤ワインを合わせるなど、オリジナルカクテル7種が料理に合わせて登場。川手シェフの新たな世界観を体感したい。

店舗情報

Florilege(フロリレージュ)

フレンチ 東京都渋谷区神宮前2-5-4 SEIZAN外苑 B1F
平均予算

[昼]¥6,000~ [夜]¥15,000~

営業時間

[昼]12:00-13:30(L.O.) [夜]18:30-21:00(L.O.)

定休日 水曜日、年末年始
ウェブサイト http://www.aoyama-florilege.jp/
リンク http://bit.ly/1K5smip
Facebookページ http://bit.ly/2acCfyy
電話番号 0364400878
経路案内 車での道順 電車での道順 徒歩での道順
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