Koji☆Imai

Koji☆Imai
世界中のレストランを食べ歩き 、15,400軒を網羅した知る人ぞ知る美食家

安ウマ

【秋の味覚 たかが秋刀魚されど秋刀魚】

さかな亭 東京都

居酒屋

キュレーターコメント

たかが秋刀魚されど秋刀魚。 秋の味覚を代表する食材はとても豊かだ。 しかし早秋の新秋刀魚はその傑作と言えるだろう。 刺身にしても焼いて食べても堪らない旨さだ。特に釧路沖や根室沖から少し南下した三陸沖の脂がパンパンに乗った秋刀魚は「最期の晩餐」にしても良いと本気で思う。 秋刀魚が好きな理由は先ず美味しい。そして半端無く身体に良い事がだめ押しする。EPAやDHA等が悪玉コレステロールを破壊してくれる。 さて、この度紹介したいお店は新橋駅前の地下街に有る【さかな亭】 数多い新橋駅前地下街のお店の中でも断トツお昼時には行列をなすお店だ。お目当ては刺盛定食や煮魚定食、そして焼魚定食など。私はこの【さかな亭】の秋刀魚の塩焼が大好きだ。 刺身を付けてくれる(得々セット1100円ー)をいつもオーダーする。この店の大将が釧路産や根室産の体格の良い脂の乗った極上の秋刀魚を選別して仕入れている。 もちろん秋刀魚にも個体差は当然有る。飲食店で注文した秋刀魚の塩焼が痩せていたらかなりガッカリだ。ちなみに、口先から尾びれ迄がほんのり黄色い秋刀魚が特に上玉で市場でも値が張る。 私は秋刀魚の肛門回りが特に美味だと思う。トロッとした食感が堪らない。 大将の塩加減はいつもキレが良い。適当に振ってる様でブレたことが1度も無い。ジワジワとじっくり焼かれた秋刀魚はフワッと膨らんだ状態で供される。少し醤油を滴した大根おろしを秋刀魚に乗せ口の中に運ぶ。そして追いかける様に熱々の白いご飯が口内で秋刀魚と合体し、揉みくちゃにされながら喉を通過する。 「マジで旨いなぁ」 女将さんは少々取っ付きにくいが馴れればたまに「毎度どうも~」と言ってくれる。 そこはちょっと嬉しい。 この【さかな亭】は選別された美味しい秋刀魚を保存し1年中提供してくれるが、やはり早秋の生秋刀魚を是非お薦めしたい。 最後になるが随分昔に佐渡島で食べた子持ち秋刀魚をまた食してみたい。 佐渡島で伝統的に行われていた[手掴み漁]と言う特殊な漁をしないとメスの子持ち秋刀魚は捕獲出来ない。腕に藻や海草をまとわせ流れ藻と勘違いさせる。そこで産卵に寄って来たメスの子持ち秋刀魚を手掴みで捕まえる、何とも原始的な漁法だ。 メスの子持ち秋刀魚は光を嫌う。だから集魚灯を灯した大型漁船による漁り火漁は光を好んで集まる大量のオスしか掛からない。よって食卓に子持ち秋刀魚は上がらないのだ。 しかし、もはや佐渡島に手掴み漁を行う漁師が居なくなったと近年聞いた。残念だ。 [子持ちシシャモ]とはまた何か違う味わいが記憶に残っている。今一度佐渡島の手掴み漁が復活して欲しいものだ。ごく希に漁船の大網にも掛かるそうだが、もう1度子持ち秋刀魚の塩焼きが食べたい。

店舗情報

さかな亭

居酒屋 東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館 B1F
平均予算

[昼] ~¥1,000 [夜]¥4,000~

営業時間

[昼]11:30~14:00(L.O) [夜]17:00~22:00(L.O)

定休日 日曜・祝日
リンク http://bit.ly/1K5HoEX
電話番号 0335740215
経路案内 車での道順 電車での道順 徒歩での道順
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