東京・麻布十番の路地裏にひっそりとお店を構えるのは、2021年7月にオープンするや否や予約が取れないほどに人気となった『薪鳥新神戸』。薪で鶏肉を焼くという、これまでありそうでなかった革新的な焼鳥を提供してくれます。まるで大人の隠れ家といった空間にひっそりとお店を構えており、洗練された店内では特別な時間を過ごせること間違いありません。
薪に合う鶏肉を選定し、遠火でじっくりと焼き上げます。特注の台で焼き上げられた焼鳥は燻製感が素晴らしく、まさに唯一無二と言った串を楽しめることでしょう。また一品料理も美味しく、薪の良さを最大限に感じられるでしょう。
長野・軽井沢の静けさと自然が豊かな場所にお店を構える『Restaurant Naz(ナズ)』。 北欧の発酵文化や芸術性、食材本来の味を楽しむことができるイタリア料理を提供しております。さらには、日本料理の旨味を凝縮・抽出する繊細的な取り入れ、まさに様々な食文化が入り混じるコースとなっております。それをオーナーシェフ鈴木夏暉氏によるエッセンスでまとめ上げ、旬の食材が躍動するかのような爽やかな品々を堪能できること間違いなし。ぜひ軽井沢へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
福島・いわきにお店を構え、決してアクセスが良い訳ではないにも関わらず、食べ手の心を揺り動かす名店『Hagiフランス料理店』。
ご夫婦で営んでおり、福島県の生産者から仕入れた極上の食材を用い、薪焼きをコースに組み込んだフランス料理が特徴的。
白壁が目立つ一軒家では、魅惑の料理の数々を味わうことが出来き、お二人の郷土愛も感じられる素敵な空間となっています。
東京・中目黒にお店を構える情熱的な薬膳カレーの名店『香食楽(カクラ)』。「スパイスやハーブを、”美味しく食べて”毎日をもっと楽しく元気に」をコンセプトにした専門店です。
激戦区、中目黒にて17年以上もお店を支えるのはオープン当初から続く「かくらカレー」や「黒カレー」、「ベジカレー」。それに今では、「巡るカレー」を加えた4種類で人気を博しています。
いずれも薬膳の基本「中医学理論」に基づき、美味しい構成を作っています。まさに究極の完全栄養食カレーであり、一度食べればきっとあなたもハマるはず。それ以外の要予約メニューもオススメですので、ぜひ訪れる際は、詳細を確認してみてください。
東京・丸の内にお店を構え、昨年最も注目を集めたレストラン『SEZANNE(セザン)』。腕を振るのは、イギリス出身のダニエル・カルバート氏。ニューヨーク『Per
Se(パーセ)』やパリ『Epicure(エピキュール)』で働き、その後香港の『Belon(ベロン)』で1つ星を獲得。
そんなシェフが振るう料理はクラシックを軸に、彼らしさのある先進的なエッセンスも垣間見ることができます。
東京・三越前にお店を構える上海蟹の名店『蟹王府(シェワンフ)』。上海蟹料理が美味しいのはもちろんですが、それ以外のメニューが特に素晴らしいと話題になっています。今、上海や香港などで流行っているような料理を提供しており、まさに本場とも言える日本では食べられない品々を堪能することができます。日本人に合わせたものが多い中、中国スタンダードとして楽しめる名店。これからメンバーが揃い、さらに躍進することでしょう。
中国・上海から上陸した最高級の上海蟹が味わえるレストラン
東京・日本橋に上海からオープンした上海蟹の高級業態のお店がオープン。日本では味わうことができなかった、現地の料理の味を見事に再現しており、何を食べても美味しい。上海蟹を使用した料理はもちろんのこと、圧倒的な非日常感のある空間も魅力的。コースでもしっかりとボリュームがあるが、食べ終わった後に追加できる仕組みも素晴らしい。
石川・金沢にお店を構える名店『料理 小松』。店主 小松隆行氏の料理は端正であり、季節食材を活かす技。そして、その魅力をさらに深めてくれる器を用いて提供してくれます。まるでお皿の上に花が咲いたような。そんな表現も過言ではないほどに素晴らしく、滋味深い料理の数々を堪能することができるでしょう。日本酒は地酒を中心に揃えられており、きっと金沢の良さを深められる素敵なお店であるでしょう。食材の声を聞きに、ぜひ金沢へ訪れてみてはいかがでしょうか。
2021年7月、東京・新宿にオープンした完全紹介制のお店『NASQUILLO(ナスキロ)』。『アンティカ オステリア
カルネヤ』の高山氏が手掛けており、肉を筆頭にどれも圧倒的なクオリティを誇っています。
肉は数種類用意されており、その中から選ぶスタイル。肉が焼き上がるまで、プレートにのった、数種のイタリアン前菜を食べられるのですが、これもまた美味しい。その後にお待ちかねのステーキが登場。1度味わえば、高山氏の肉焼きの技術に圧倒され、心も胃袋も掴まれることでしょう。
東京・渋谷にお店を構えるビストロ『Bistrot Bar a vin Kodama(ビストロ バー ア ヴァン
コダマ)』。2020年10月にお店をオープンさせ、昨年、食通の間で密かに話題となっていたお店の1つです。”オススメがない”というほどに、どの料理を食べても美味しく、驚きを感じること間違いないなし。
見せ方こそシンプルではありますが、それ故に想像以上にこだわりの詰まった品々には感動することでしょう。
2021年4月、東京・神泉にお店を構えた『すし光琳』。名店『すし宗達』の姉妹店としてお店をオープンさせ、”これからの時代のあるべき理想の町寿司”とも言える寿司を提供してくれます。その想い通り、名店の姉妹店でありながら、握りは80円から。おまかせも用意していますが、お客様に順番問わず自由に食べて欲しいという想いから1貫から頼むことができる。オペレーションの面で捉えても非常に大変なものではありますが、握りの技術や労力を惜しむことなく、発揮。職人技とも言える素晴らしい握りをぜひ堪能していただきたいです。
石川・七尾にお店を構え、素材の持つ味の良さを最大限に引き出す名店『一本杉川嶋』。能登の七尾という場所にありながら、全国各地から食通が訪れるほどの実力を持ち合わせており、訪れた人々は大将のセンスの良さに脱帽。
築80年の有形文化財を改築したお店で味わえる料理は、どの品も手間をかけ、旨味が滋味深く堪能できるものとなっています。
既に予約は先まで埋まっており、更なる進化が期待されます。
2020年7月にオープンした七尾の光る新星。北陸で注目度ナンバーワンの日本料理店で、予約困難になるまでには時間を要しませんでした。
料理には、川嶋大将が自らその日に能登を巡って仕入れる旬の能登食材を使用しており、そこに大将の技量とプレゼン力が加わっています。建物は元万年筆屋で、七尾ではシンボル的な有形文化財です。
総評
テリヤキストによりベストレストランに選出されたお店は全81店舗。
お店の料理が美味しいのは大前提。
昨年は「原点回帰」がキーワードでしたが、
今年は「ありそうでなかった」・「黒船到来」・「地方」など様々なキーワードを基に、
昨年以上の盛り上がりをみせました。