東京・麻布十番にあるモダンフレンチ「ACiD brianza」は、発酵技術を活用し独創的な料理を提供します。 海外での経験を積んだ児玉智也シェフが「TERIYAKI LAB」でのポップアップイベントを経て開店しました。発酵による酸味と旨味を巧みに組み合わせた料理は、新しい味わいが楽しめます。
※ 受賞店舗の順番は「五十音順」
京都・綾部市にある「田舎の大鵬」は、京都の有名中華店「大鵬」の2代目渡辺幸喜さんが創り上げた自然一体型の食空間です。平飼い鶏の丸焼きや敷地内の畑で栽培された空芯菜の炒め物、地元の上林川で捕れたすっぽんを使った米粉蒸しなど、シンプルで力強い大皿料理とナチュラルワインが楽しめます。料理人の生命力溢れる手腕に感動し、雄大な自然の中で生命と向き合う姿に心が熱くなります。 食べる喜びを再認識させる体験ができるお店で、蒸した掘り立ての人参を食べた時、おいしいを超えた本能が目覚める感覚が味わえます。先入観や過去の記憶が消え、純粋に喜ぶ自分がいる瞬間を楽しめる、まさに食の喜びを追求する場所です。
北海道・豊頃町大津の「エレゾエスプリ」は、佐々木シェフが作ったオーベルジュで、帯広の食材だけで構成されたジビエ料理が楽しめます。 清潔で澄んだ味わいの料理にオーストラリアのエレゾワインとのペアリングを堪能でき、命や自然と対峙しながら得られる本質や美意識を表現するステージとして設けられた施設と言えます。 エレゾエスプリは、訪れる価値があるオーベルジュであり、心地よい雪景色の中、素晴らしい食事を堪能できるでしょう。
京都・祇園にある「祇園肉料理おか」は、岡義隆さんが手掛ける肉割烹で、2021年11月に祇園町南側に移転しました。月替わりの肉づくしコースでは、牛肉ステーキだけでなく、トンカツやハンバーグ、カレーなどの洋食も提供。 骨付き肉や熟成肉の旨味を活かし、京料理とイタリアンのエッセンスを取り入れた料理が特徴です。 近江牛や日本の放牧牛、母牛などを適度に熟成させ(30日~50日)、炭火で焼き上げます。 料理に合わせたワインと日本酒も提供され、契約農家から届く旬の野菜や季節のデザートも楽しめる、季節感あふれる肉料理店です。
2022年9月に富山の朝日町から東岩瀬に移転オープンした、コース提供をしている蕎麦店「くちいわ」。 カジュアルなそば屋ではなく、ドレスコードは「日本酒が飲めること」。 素晴らしい献立構成とペアリングで、日本酒が進むこと間違いなし。 カウンターで実演される名物のそばがきは、挽いたそばの実を練り上げ、出来立てを味わえます。 そばの実入り焼き味噌や醤油豆などが盛り合わせられた「大人のハッピーセット」も魅力的で、こだわりの空間も訪れる価値があります。
中目黒『RODEO』で名を馳せた渡邉シェフが独立し、2021年10月に東京・白金に新店「三和」をオープン。 ここでは、イタリア各地で修業を積んだ渡邉シェフが肉とイタリアンの極みを追求。 コース料理後に追加料金で、豊富な種類の肉や、7〜8種類のパスタを楽しめます。 渡邉シェフとサービス担当の村中さんの心からのホスピタリティに包まれ、最高の時間を過ごせます。 コースのメインのお肉は6種類から、パスタは8種類から選べる食べ物好きにはたまらないラインナップ。 特にパスタはどれも絶品で、全種類食べたいと思わせる味わいです。
東京・麻布十番にある立ち食い寿司店「立喰鮨となり」は、人気寿司職人秦野よしき氏が手掛けるお店で、質の高い握りが楽しめます。 おまかせ10貫を予約してから追加や一貫だけの注文も可能で、60分交代制でお客様が自由に気軽に楽しめるのが特徴。 価格帯もリーズナブルであり、食べて飲んで満足できます。 大将の安藤氏が懐メロを流しながら駄洒落を交えた接客も好評で、リピーターが多いのも納得。 酸と脂をテーマに、白酢のシャリが引き立てる一級品の魚を味わってみてはいかがでしょうか?
愛媛・松山にある「馳走屋河の」は、本当に美味しい食材を堪能できる素晴らしい和食のお店です。 地元の変態漁師、藤本さんの最高の魚を、大将が阿吽の呼吸で見事な逸品に姿を変えて提供しています。 一度の食事で何度も感動するほど美味しく、大将の横には最高のお弟子さんと一番の大将のファンである最高の女将さんが。 地元に行くことでしか味わえない食材の美味しさを体現しているお店の1つです。愛媛が注目されている理由がここに垣間見えます。
昨年4回愛媛に行った理由はこのレストランでした。 本当に美味しい食材って現地に行くのがいいということを体現してくれる素晴らしいお店。 間違いなく今、愛媛が注目されている理由のきっかけが、今治の変態漁師、藤本さんですが、 藤本さんの素晴らしいお魚を阿吽の呼吸で素晴らしいお皿に変えるのがここの大将だと思います。 こんな美味しいお魚食べたことないっていうのが一度の食事で何回も。 何を作らせても美味しい大将の横には最高のお弟子さんと一番の大将のファンである最高の女将さんがいる人生最高のレストランです。
東京・丸の内にお店を構える「NINE by La Cime」では、”香り”というテーマで進化し続ける料理を堪能できます。 細部に渡り工夫が凝らされた演出が魅力であり、スペシャリテの「ブーダンドッグ(鯉入りブラックボール)」を筆頭に、独創的な料理を味わうことができます。 信頼ある生産者からの日本食材を中心に、フランス料理では珍しい食材も活用。 最初から最後までサプライズに満ちた料理の数々は素敵な体験になるでしょう。
東京・日本橋にある「フランス料理研究室 アンフィクレス」は、研究室をコンセプトにした独創的なフレンチレストラン。 古代ローマ・ラテン語のAMPHICVLESから現代フランスのAMPHYCLÈSへ名前が変化した伝説の料理人をテーマに、シェフのJean-Pierre カワイ氏が独自のフランス料理を提供。 コースは8〜9皿で、メインのお肉料理を3種類から選べる。独創的なアイデアと伝統的な技法が融合し、現代のフランス料理を楽しめる。 全席シェフズテーブルのスタイルで、シェフが研究成果を直接お届け。 フランス料理の伝統と独創性が詰まった一度味わう価値がある料理を堪能してください。
北海道・札幌にある「PARCOFIERA(パルコフィエラ)」は、シェフ中條大輔氏が地元食材と自家製品を使い、ストーリー性豊かな料理を提供するレストランです。 イタリア・ピエモンテ州で学んだサスティナブル料理を基本に、市場で仕入れた魚介や農家からの肉・野菜、山菜まで一切無駄にしない姿勢を貫いています。 看板メニューは「自家製生ハム」で、コースでは12種類の生ハム料理が提供されます。 全ての調味料も自家製にこだわり、炊き立ての米に生ハムを巻いた寿司風の料理など、生ハムの魅力を最大限に引き出しています。 カウンター6席の店内で、中條氏が一人で全てをこなし、最高の状態の生ハムを楽しめる贅沢な時間を提供しています。
沖縄で最も先鋭的なフレンチレストラン「Mauvaise Herbe」。 調味料以外の食材はすべて沖縄県産で、ジビエや野草、イラブーなど野生のものが多く、 魚に関してはシェフ自ら漁師と一緒に船に乗り込むほどこだわり抜いています。 地元食材を自ら追求し、サプライチェーンの変革を目指す胆力と覚悟が感服します。 全国の料理関係者や真剣に食に向き合うフーディーにとって、今必ず訪れるべき一軒。
東京・西麻布にある「EUREKA!(ユリーカ)」は、元GEM by motoの日本酒ソムリエ千葉麻里絵さんが独立して開いたお店です。 希少価値の高い全国から集まった日本酒やオリジナルの日本酒が楽しめ、ペアリングが特徴的な料理もお任せがおすすめです。 カウンターには着席とスタンディングがあり、奥には中庭を望む個室も完備。日本酒は氷温貯蔵庫で管理されています。 千葉氏は、一次会でも二次会でも、日常使いでも特別な日でも楽しめる多様なスタイルのお店を作りたかったと語っており、立地も西麻布交差点近くにしたとのこと。
総評
テリヤキストによりベストレストランに選出されたお店は全82店舗。
お店の料理が美味しいのは大前提。
昨年は「ありそうでなかった」・「黒船到来」・「地方」など様々なキーワードでしたが、
今年は「心機一転」などというキーワードを基に、昨年とは異なる盛り上がりを見せました。