コラム詳細
29歳の天才が描く「香りの実験」から、神戸に降臨した「伝説」の再始動まで。食通が今、熱視線を送る3軒
by TERIYAKI Magazine編集部/浜崎 龍704Point
九段下の静寂を破るように現れた『seto』は、今、東京で最も予約困難になる可能性を秘めた一軒です。29歳の脊戸壮介シェフが表現するのは、料理という枠を超えた「香りの構築」。北欧やペルーの名店で培った発酵技術を駆使し、皿の上に緻密な味のレイヤーを重ねていきます。 特に、松葉で燻した紅茶「ラプサンスーチョン」で火入れした鴨や、クロモジと筍の皮を合わせたスッポン出汁は、口に含んだ瞬間に雨上がりの森に迷い込んだかのような錯覚を覚えるほど。メインディッシュという概念を捨て、全ての皿が美しい旋律のように流れるコースは、まさに脊戸ワールドへの没入体験。食通たちがざわつき始めた今こそ、訪れるべき時です。
北欧とペルーの風が吹く。29歳の新星が九段下で仕掛ける、五感を揺さぶる「没入体験」

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